今回は、東京都中央区に店舗を構える「花や祇クロスロードフラワーショップ」様にインタビュー！

2007年の創業以来、いけ花の技術を活かしたフラワーアレンジメントをつくられています。

和風から洋風アレンジメントまで、和と洋のクロスロードをテーマにされており、ひとつひとつ丁寧に心をこめてつくられているアレンジは華やかで美しく、全国から注文をいただくそうです！

Q. お店で枡はどのように使用されていますか？

プリザーブドフラワーのアレンジメントの器として使用しています。
ますます福を呼ぶお花「枡フラワー」や、「ますます元気」「ますます長生き」の願いを込めた枡フラワー「長寿の花」として販売しています。
枡のサイズはアレンジの用途や価格帯にあわせて「五勺枡・一合枡・二合枡・五合枡」の4種類を採用しています。長寿のお祝いや開店・開業祝いで贈答用としてお求めになるお客様が多く、枡に「祝」「感謝」「寿」「恵比寿様」「招き猫」等の焼印も押してもらっています。今では30種類以上の展開になっています。

Q.枡を作ろうと思ったきっかけはなんですか？

和風のプリザーブドフラワーをメインに作っていきたいと考え、「和を表現できる器」を探していた時に東京で開催されているギフトショー（国内最大級のギフト・インテリアの見本市）で枡工房ますやさんに出会ったことがきっかけです。
焼印のはいった枡の美しさに感動したことを今でも覚えています。

お話を聞いていく中で
①枡に焼印を入れることができるので、お花のアレンジにメッセージ性を持たせることができる
②枡＝ますます、縁起の良い発展的な意味を持つので、お花を贈る方のお祝いの気持ちをより伝えることができる
③木のぬくもり、癒し、伝統工芸など良いイメージが多く、ギフトの素材としてふさわしい
と思い、枡を使うことを決めました。

Q.実際に作ってみた感想はいかがですか？

枡の素材である檜の木目が優しくて和の雰囲気に仕上がって、満足しています。
また、側面に焼印が入ることでアレンジ全体の雰囲気がしまる感じがしています。
枡の大きさや焼印が様々あるので、お客様に提案するバリエーションも増えて良かったです。
プリザーブドフラワーの性質上のこともありますが、木の吸水性もあり、お花の色が枡にうつってしまうことがあるので、アレンジの際には気をつけて行うように心がけています。

Q.お客さまからの反応はいかがですか？

プリザーブドフラワーは洋風のアレンジメントが多い中、枡の器をつかった和風の提案は珍しく、ウェブショップを通して全国からご注文をいただいています。
贈答用としてご家族や大切な方のお祝いでご注文いただくことが多いですが、受け取った方にとても喜んでいただいたという心温まるお言葉をいただくことが多いです。
枡の器にはいったまま、観賞用として長く飾っていただいており、中には「枡が気にいっています」と連絡をいただくこともあります。

Q.枡工房ますやへの要望やメッセージはありますか？

以前、焼印の押印の濃さ具合について相談をしたときに細かいところにも対応していただき、ありがとうございました。
枡を取り扱って11年程経ちますが、使っていく中で徐々に檜の特徴や枡の管理方法が分かり、慣れてきました。
また、岐阜の工場を見学させていただいた際には重厚な機械を使いながらも、ひとつひとつ手を加えながら作っていらっしゃることが分かり、檜の木から枡になっていく形をみて枡への愛情がますます深まりました。
枡を使用することで日本の伝統工芸に関わらせてもらっていることを実感し、とても嬉しく思っています。

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一つずつ心を込めて丁寧につくられている「枡フラワー」はパッと周りを明るく華やかに演出してくれます。
特に長寿のお祝いとして人気のようで喜寿や米寿などの色に合わせたお花の種類も沢山あり、見ているだけでも幸せな気持ちをお裾分けいただける気分になります。
大切な方へのギフトにぜひご検討下さい！

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店舗情報：

花や祇クロスロードフラワーショップ

〒104-0044 東京都中央区明石町4-9ココグランズマルビシ１階

花や祇ショップ：https://crossroad-flower.com/

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