皆さんは、節分のイメージと言えば、枡に入った豆をまく姿ではないでしょうか。
確かに、節分の豆まきで枡はよく使われます。
では、どうしてお米をはかる枡に豆を入れるようになったのでしょうか。
今回は、枡と節分の関係についてみていきたいと思います。
1.節分とは?
そもそも節分とは、何なのでしょうか。
最近では、恵方巻の作りすぎによる食品ロスが話題に上ることが多い節分。
その昔、「節分」はその名の通り季節の分かれ目のことを指していました。
立春や立夏、立秋、立冬の四季の変わり目ごとにあったのです。
節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こる体調不良や災害を鬼と見立てて、
「魔を滅する」=”まめ” を撒くことで追い払う意味があります。
特に、立春は新年や春のはじまりとされていため、
その前日に鬼を払って新年の幸せを願う行事が行われるようになったのです。
2.どうして枡(ます)を使うの?
炒った大豆を枡に入れ、神棚にお供えしたものを福豆といい、
その豆をまくことで、撒いた場所は清められると言われています。
昔から枡は、お米や豆など神さまに捧げるお供え物を入れる器として使われてきました。
それは、枡には穀物を計る計量器として使われていたことから、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う縁起物として用いられていました。
また、「ます」という名前から、「福が増す」、「益々幸せ」という縁起の良い道具として知られていたからです。
3.まとめ
今回は、枡と節分の関係について解説させていただきました。
枡はとても縁起の良い道具なので、ぜひ今度の節分は、本物の枡を使ってみてくださいね!
これからも枡の新たな可能性を探求していきたいと思います!
枡の未来にご期待ください!

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